女子800mの日本記録保持者、久保凛が全国高校駅伝に初出場 2区で圧巻の16人抜きを見せ、区間賞を獲得

久保建英がいとこの久保凛は、今や陸上界のヒロイン photo/Getty Images

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今大会注目の選手の一人だった久保

全国高校駅伝で、東大阪大学敬愛高等学校に所属する久保凛が、2区を走り16人抜きの圧巻の走りを見せた。

久保は今年7月に女子800mで1分59秒93の日本記録を打ち立て、今大会では注目選手の一人に挙げられていた。そしてトップの長野東から53秒差の21位でタスキを受け取ると、ぐんぐんスピードに乗って快走。12分35秒の日本人区間最高記録の更新も期待された。

結果的に久保は16人を抜いて、歴代11位の12分47秒で2区を完走。見事に区間賞を獲得した。チームの順位を5位に引き上げた。
レース後に久保は「区間新記録は狙っていた。悔しいけど区間賞が取れたので良かった。チームのために全力を出し切った。沿道の方々の応援が力になり、その中で走れて幸せだった」と語り、悔しさと喜びの混ざった気持ちを表した。

そんな久保は、2025年に東京で開催される世界選手権の出場を目指している。今後の彼女の走りに注目だ。

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