トッテナムから6ゴールを奪うも「もっと得点できたはずだ」とスロット監督 首位独走もリヴァプール指揮官に隙なし「首位に居続けるのがどれだけ難しいか知っている」

リヴァプールの指揮官スロット photo/Getty Images

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圧倒的強さを見せている

プレミアリーグ第17節でトッテナムと対戦し、6-3の快勝を飾ったリヴァプール。プレミア屈指の爆発力を持つトッテナムを相手に敵地で圧倒的な強さを見せた。

6ゴールという圧巻のゴールショーを見せたリヴァプールだが、指揮官アルネ・スロットは「英『Daily Mail』にて「アウェイでの試合としては、おそらく最高のパフォーマンスだったと思う。マンU戦もとても良かったが。完全に支配し、何度も彼らを上回っていた」と試合を振り返りつつも、「6点ゴール以外にも、もっと得点できたはずだ」とさらなるパフォーマンスをチームに求めた。

今節は2位につけていたチェルシーがエヴァートンと引き分けたため、さらに勝ち点差を4ポイントに広げたリヴァプール。1試合少ない状況のなか、プレミアリーグの首位を独走しているが、スロット監督に油断は一切ないようだ。
「もちろん、(クリスマスに首位にいることは)意味がある。順位表で他の位置にいるよりも、今いる場所にいるほうが常に好ましい。あなたも私も知っているように、私は(フェイエノールトで)リーグ優勝を1度経験している。だから首位に居続けることがどれほど難しいか知っている」

「試合の1分1秒を全力で戦わなければならない。だから、優勝するのは難しいんだ。3日か4日ごとに試合に臨むのは容易なことではない。先週、一瞬でレッドカードをもらうことがいかに簡単か、君たちは見たばかりだ。このようなことは、シーズン中に起こり得る」

「ニューカッスルでは、3-2でリードしていたのに、失点し、3ポイントを失った。それがプレミアリーグだ。チェルシーがポイントを落とすとは思っていなかった。どの試合でも起こり得ることだし、それがこのリーグを特別なものにしているし多くの人が観戦したがる理由だ。だからこそクリスマスの時期にも試合をするのだ」

ここまでスロット新体制は完璧とも言えるスタートを切っているが、目の前の一戦一戦に集中している新生リヴァプール。まだシーズンも中盤戦であり、タイトル争いを語るのは時期尚早だが、今のリヴァプールの強さは期待せざるを得ない。どんなに調子が良くても一切油断しない姿勢こそ今シーズンのリヴァプールの強さを物語っているが、この快進撃はどこまで続くのか、楽しみだ。


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