キール町野が独誌週間ベストイレブンに選出! 週末のアウクスブルク戦で2G2Aのハイパフォーマンス

ホルシュタイン・キールの町野修斗(中央) photo/Getty Images

チームの連敗ストップに貢献

ホルシュタイン・キールの町野修斗がドイツ誌『Kicker』による週間ベストイレブンに選出された。

昨季ブンデスリーガ2部で2位に入ってクラブ史上初の1部昇格を果たしたキールだが、やはり1部と2部のレベル差は大きく、直近のリーグ戦では5連敗で順位も降格圏の17位と不振に苦しむ中で21日に第15節アウクスブルク戦を迎えた。

しかし、このアウクスブルク戦で町野がチームを勝利に導く大活躍を見せた。トップ下の位置で先発した町野は、先制点を許した直後の12分に左サイドから相手の背後に抜け出してグラウンダーの折り返しをゴール前に送って同点弾をアシストすると、32分にも左サイドからこの日2アシスト目を記録。さらに39分には相手ゴールまで25m付近の距離からの直接フリーキックをゴール隅に突き刺し、チームに貴重な追加点をもたらした。

後半に入っても町野の勢いは止まらず、後半アディショナルタイム1分に左サイドからの折り返しをゴール前に走り込んで冷静にゴールへ流し込み、自身この日2点目をマーク。試合は5-1でキールが快勝し、町野は2ゴール2アシストのハイパフォーマンスで連敗ストップに貢献した。

『Kicker』は、試合後にキールの各選手について6段階評価(1が最高、6が最低)での採点を発表。町野には最高評価となる評価点1を与え、さらに同選手をフロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)、ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)らとともに第15節の週間ベストイレブンに選出している。

今季はここまで公式戦16試合に出場している町野は、アウクスブルク戦での2ゴールによって今季のゴール数を7点にまで伸ばしていて、シーズン二桁ゴールも射程圏内に入りつつある。

『Kicker』による週間ベストイレブンは以下のとおり。

GK モリッツ・ニコラス(ボルシアMG)
DF ラッセ・ローゼンブーム(ホルシュタイン・キール)
DF ニクラス・シュタルク(ヴェルダー・ブレーメン)
DF ドミニク・コール(マインツ)
DF アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン・ミュンヘン)
MF ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
MF パウル・ネーベル(マインツ)
MF フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
MF 町野修斗(ホルシュタイン・キール)
FW マルコ・グリュル(ヴェルダー・ブレーメン)
FW パトリック・シック(レヴァークーゼン)

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