今季の欧州ゴールデンシュー争いは接戦 前半戦トップはバルセロナFWレヴァンドフスキ

バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキ photo/Getty Images

上位5選手が5ポイント以内に

ヨーロッパ各国のリーグの中で、シーズンを通して最も多くの得点を記録した選手に贈られるヨーロッパ・ゴールデンシュー(旧称ヨーロッパ・ゴールデンブーツ)をめぐる今季の争いは、上位5選手が5ポイント以内にいる混戦模様となっている。

順位は、各リーグのレベル毎にそれぞれボーナスポイントを与え、それを得点に掛けて計算するポイント制。欧州サッカー連盟(UEFA)が発表しているリーグランキングの中で上位5リーグには2ポイント、6位から22位には1.5ポイント、それ以下の順位のリーグには1ポイントのボーナスポイントが与えられている。

各リーグがシーズンの折り返し地点であるウインターブレイクに入りつつある中、バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキがここまで32ポイントでトップに立っている。同選手はここまでラ・リーガ18試合に出場して16ゴールを記録。特に開幕からの10試合で12ゴールをマークしたシーズン序盤での活躍が首位に繋がった。

レヴァンドフスキから2ポイント差の2位にはリヴァプールのモハメド・サラーがランクインしている。2点以上の複数得点を5試合で記録しているレヴァンドフスキに対してサラーが2ゴール以上をプレミアリーグで達成したのは2試合のみと少ないが、同選手は17試合中12試合でゴールを決めていて、固め打ちではなくほぼ毎試合コンスタントに得点をあげることで2位に入った。

その他、3位に28ポイントでハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)とアレックス・マティアス・タム(カリュ)、5位にはヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)が27ポイントで続いている。

レヴァンドフスキがシーズン後半でもトップを維持して自身3度目の受賞を勝ち取るのか、それともサラーらが巻き返すのか。このゴールデンシューをめぐる争いもシーズン後半では注目点の一つになりそうだ。

ゴールデンシューの順位は以下のとおり。

1位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ) 32ポイント
2位 モハメド・サラー(リヴァプール) 30ポイント
3位 ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン) 28ポイント
3位 アレックス・マティアス・タム(カリュ) 28ポイント
5位 ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP) 27ポイント
6位 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 26ポイント
6位 オマル・マルムシュ(フランクフルト) 26ポイント
8位 レぎナルド・ラミレス(アウダ・ケカヴァ) 25ポイント
9位 マテオ・レテギ(アタランタ) 24ポイント
9位 マルクス・テュラム(インテル・ミラノ) 24ポイント

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