ユヴェントスで不遇を味わうアルトゥール 6か月間のローン移籍でベティス入りが間近に迫る

昨シーズンはECLの決勝進出に貢献したアルトゥール photo/Getty Images

今シーズン出場なし

ユヴェントスに所属するアルトゥールは、冬の移籍期間中にベティスへ移籍する可能性が高まっているようだ。

『MUNDODEPORTIVO』によると、12月25日に両クラブ間で交渉が行われたところ、話し合いが順調に進み、合意間近に至っているとのこと。

昨シーズン、アルトゥールはユヴェントスからローン移籍でフィオレンティーナに移り活躍。新たな居場所を見つけたかに見えたが、結局、買取は実行されず。シーズン終了と共にユヴェントスへと戻っていた。

そして今シーズンは既に前半戦を終えようとしているが、チアゴ・モッタ監督の考えでは構想外となっているようで、未だ1試合も出場していない。現在28歳、かつてバルセロナでも活躍したほど高い才能を持つMFは、故障したわけでもなしにシーズンの半分にも至る貴重な時間を棒に振ってしまった。

そんな苦境にあるアルトゥールだが、当然いつでもピッチに立てるようにトレーニングは続けており、コンディションも万全に整えている。そして今シーズン開始前から移籍を見据え、ヨーロッパのリーグでプレイすることを望んできた。そのため今回受けたベティスからのオファーに対し、本人もかなり前向きだという。

ちなみに移籍条件は、シーズン終了までの6か月間のローンとみられている。果たしてアルトゥールのローン移籍は実現するのか、今後の動向に注目したい。

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