“ニューカッスルのピルロ”になってほしい? ニューカッスル指揮官が期待を寄せるトナーリは中盤の支配者へ

ニューカッスルでプレイするトナーリ photo/Getty Images

今季は公式戦18試合で2G2A

ニューカッスルの指揮官エディ・ハウは、イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(24)はアンドレア・ピルロのような選手になれると信じているようだ。

昨夏に7000万ユーロとも言われる移籍金でニューカッスルにやってきたトナーリだが、賭博行為を行っていたことが明らかになり、10カ月の出場停止処分を受け、昨シーズンはほとんどプレイしていない。今シーズンは実質1年目のシーズンとなるが、同選手はここまで公式戦18試合に出場し、2ゴール2アシストをマークしている。

ジョエリントンとブルーノ・ギマランイスを前に中盤で絶対的な地位を築く事ができていなかった同選手だが、ここ最近は少しポジションを下げ、6番の位置でプレイするようになり、本来の実力を発揮しつつある。

そんななか、ハウ監督は現在6番のポジションでチームの司令塔となりつつあるトナーリにはピルロのような選手になる素質があると語り、さらに守備でも貢献できる選手だと称賛した。

「初めてサンドロのプレイを見たとき、ピルロとの明らかな共通点があった。それは髪型だけではない!彼は体格やスタイルという点で確かに似たような資質を持っているが、サンドロを際立たせていたのは、それらのことをすべて技術的にも戦術的にもこなせるということだった。しかしそれだけでなく、彼は運動量、走る能力も優れていた」

「最近の試合では、攻撃的な視点よりも守備的な視点で見てきた。彼は火消しに走り、ボールを奪い、ボールをインターセプトし、運動能力を駆使して走る相手を追跡している。その点で彼は素晴らしい働きを見せており、チームにとって本当に助けになっている」(英『Daily Mail』より)

正確な長短のパスを使い分け、驚異的なパスセンスと戦術眼を武器に中盤の支配者となったピルロ。ハウ監督はトナーリはその資質を持っていると信じており、さらにピルロにはなかった汗をかく守備面での貢献にも満足しているようだ。

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