またまたスペイン代表に若手実力者が加わる? ボーンマスでブレイクの兆し見せる195cmの大型CBへの注目

ボーンマスでプレイするハイセン photo/Getty Images

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19歳の逸材は本物か

今夏のEURO2024、パリ五輪の両方を制したスペイン代表は、とにかく若手の戦力が充実している。2026ワールドカップへまだまだ若手の台頭は続きそうだが、イングランド・プレミアリーグにも興味深いタレントがいる。

今夏にユヴェントスを離れ、ボーンマスへ移籍した大型DFディーン・ハイセン(19)だ。

ハイセンは2021年からユヴェントスのアカデミーに在籍し、昨年にはローマへのレンタル移籍も経験。そこからボーンマスへ移籍することになったわけだが、この判断は当たりかもしれない。
当初は控えだったが、チームを指揮するアンドニ・イラオラはリーグ戦直近4試合でハイセンをスタメンに抜擢。今月6日のトッテナム戦、22日のマンチェスター・ユナイテッド戦では得点まで記録していて、後半戦はさらに出番が増えると予想される。

ハイセンはオランダ・アムステルダムの生まれだが、その後スペインへ移住。アンダー世代ではオランダ代表を選択していたが、今年に入ってからはU-21スペイン代表を選択。スペイン『as』はハイセンがA代表へ入れるだけの逸材と評価していて、現在19歳のハイセンはスペイン代表の大きな戦力となる可能性がある。

スペイン代表の最終ラインでは、アトレティコ・マドリードDFロビン・ル・ノルマン、サウジアラビアのアル・ナスルでプレイするアイメリク・ラポルテ、バルセロナ所属の17歳DFパウ・クバルシ、アスレティック・ビルバオDFアイトール・パレデス、ダニエル・ビビアンなどセンターバックの実力者が揃っているが、そこにハイセンも割って入れるだろうか。

ハイセンの場合は195cmのサイズが何よりの魅力で、スペインに不足しがちな高さをプラスできる。このままボーンマスで成長を続ける場合はA代表の重要戦力となる可能性があり、代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテも目を光らせているはずだ。

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