プレミアリーグ前半戦最大のサプライズ! スパーズ撃破で暫定3位に浮上したN・フォレストはシーズン後半も楽しみなチームに

トッテナム戦で決勝点を決めたエランガ photo/Getty Images

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昨季は17位

プレミアリーグも18節を迎え、間も無く前半戦が終わる。そんななか、今シーズン最大のサプライズとなっているのがノッティンガム・フォレストの躍進だろう。

第18節ではアンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムと対戦したフォレスト。28分にモーガン・ギブス・ホワイトのスルーパスに抜け出したアントニー・エランガがネットを揺らし、先制点をマークすると、この一点を最後まで守り切り、1-0で勝利を飾った。

まだ今節はブライトンVSブレントフォードとアーセナルVSイプスウィッチの試合を残しているが、この勝利でフォレストは暫定3位に浮上している。ここまで10勝4分4敗のフォレストは得点数こそ24ゴールと多いわけではないが、ストライカーのクリス・ウッドはここまでリーグ戦18試合で10ゴールを記録しており、エランガ(18試合で3ゴール2アシスト)とカラム・ハドソン・オドイ(17試合で2ゴール1アシスト)の両ウイングも存在感を発揮している。
さらに失点数は19となっており、アーセナル(16失点)、リヴァプール(17失点)に次ぐ堅守を誇っている。フォレストは今シーズン、圧巻の強さを見せつけているリヴァプールに唯一勝利したチームだが、勢いは折り返し地点が近づいてきても衰えていない。

昨シーズンの冬より指揮官に就任したヌーノ・エスピリート・サントもここまでの出来に手応えを感じており、トッテナム戦の後、冷静さを保ちながらも自信を口にした。

「私たちにとって重要なのは、シティ・グラウンドで感じたことだ。街に出て、この瞬間を楽しむのは素晴らしい。信念はここにあるが、信念は現実を覆い隠すことはできない。現実では我々はまだ何も達成していない。回復と休息をしてエヴァートンと戦うための2日間がある。これが現実だ」

「チームの選手全員が我々​​にとって非常に重要であることを理解している限り、私たちは十分に競争できると信じている。ファンは楽しむべきだ。一緒に楽しもう」(英『BBC』より)

昨シーズンは降格争いに巻き込まれ、最終的に17位でフィニッシュしたフォレストだが、今シーズンは18試合を終えて現在は3位。大躍進を遂げているが、今シーズンのダークホースとなったフォレストの後半戦の戦いにも注目だ。


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