プレミア制覇に向け首位独走中もリヴァプール指揮官は冷静 「わずか2カ月前、我々はシティに1ポイント差をつけられていたのに、何が起こったか考えてみて」

リヴァプールの指揮官スロット photo/Getty Images

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レスターに逆転勝利

プレミアリーグ第18節でレスターと対戦し、3-1の勝利を収めたリヴァプール。開始早々に先制を許してしまう形になったが、前半ATにコーディ・ガクポのビューティフルゴールで追いつくと、後半にカーティス・ジョーンズとモハメド・サラーがゴールを決め、逆転勝利を飾った。

先手を取られても慌てることなく、最終的に勝ち点3を獲得したリヴァプール。今節2位のチェルシーがフラムに1-2で敗戦したため、勝ち点差を7ポイントに広げた。まだ今節が残っているアーセナルがイプスウィッチに勝利すれば、2位に浮上するが、それでも首位リヴァプールとの勝ち点差は6ポイント。さらにリヴァプールは1試合未消化であり、2位との勝ち点差は最大9ポイントまで広がる可能性がある。

間も無くシーズン前半戦が終わるが、首位独走体制に入りつつあるリヴァプール。タイトルへの期待は高まるが、アルネ・スロット監督は冷静で、2カ月で首位から現在7位にまで落ちたマンチェスター・シティに触れながら、1試合ずつ勝利していくしかないと語った。
「このゲームに長く関わっているならば、終わりまでまだ20試合を残しているとわかっているので、順位表を見ることはない。わずか2カ月前、我々はシティに1ポイント差をつけられていたのに、何が起こったか考えてみてくれ。これはどのチームにも起こり得ることだ」

「祝うにはまだ早すぎる。私と同じようにこれまで多くの試合を観戦してきたと思うが、楽な勝利はあまりなかった。選手全員が出場できる状態でも勝利がどれほど難しいか分かるだろう。我々は1試合ずつ戦っていくしかない」(英『Daily Mail』より)

1試合少ない状態ながらも首位を独走しているリヴァプールだが、スロット監督に一切の油断はないようだ。2024年も残るは1試合で、アウェイのウェストハム戦を残すが、勝利でこの1年を締めくくれるか。


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