フォーデンとベルナルドの中盤コンビが不調脱出のカギ? デ・ブライネは終盤に起用も存在感発揮できず

攻撃面で存在感を放っていたフィル・フォーデン photo/Getty Images

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エヴァートンと引き分けたシティ

プレミアリーグ第18節マンチェスター・シティはエヴァートンと対戦し、1-1のドローに終わった。

前半早い段階にベルナルド・シウバのゴールでリードを得るも、エヴァートンの10番イリマン・エンジアイの得点で追いつかれ、その後PKのチャンスを得るも、アーリング・ハーランドが珍しく失敗。勝ち点3を手放してしまった。

3-0の快勝を飾ったノッティンガム・フォレスト戦以来となる白星は挙げられなかったが、エヴァートン戦では収穫があった。それがベルナルド・シウバとフィル・フォーデンの中盤での起用だ。
これまではイルカイ・ギュンドアンとどちらかがコンビを組むことが多かったが、エヴァートン戦ではギュンドアンがベンチとなり、シウバとフォーデンのコンビとなった。

両者ともに相手のディフェンスライン裏への抜け出しの意識が高く、シウバのゴールはまさにその形だった。裏に抜け出すことで相手DFが引っ張られて敵陣深い位置にスペースが生まれ、ライン間でのプレイを得意とするフォーデンにボールが渡るシーンが散見された。ここ数ヶ月は鳴りを潜めていたが、シティらしい攻撃が見れた試合といえる。

気になったのは終盤に起用されたケビン・デ・ブライネのパフォーマンスだ。これまでならピッチに立てばすぐに存在感を発揮していたが、このエヴァートン戦では思うようにパスが回ってこず、ボールを受けたとしてもチャンスを作り出すことはできなかった。途中出場が続いており、コンディション面でまだ不安があるのかもしれない。


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