『Prime Video Boxing 11』の対戦カードが発表される 那須川天心は過去一の強敵を迎え、中谷潤人は無敗対決、堤対比嘉の日本人ボクサー同士のタイトルマッチにも注目

ボクシングキャリアで最も手強い相手と戦う那須川天心 photo/Getty Images

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バンタム級の盛り上がりを象徴する好カードばかり

アマゾンジャパンが、『Prime Video Boxing 11』の詳細を発表した。

気になる対戦カードは、那須川天心対ジェーソン・モロニーのバンタム級世界ランカー対決、中谷潤人対ダビド・クエジャルのWBC世界バンタム級タイトルマッチ、そして堤聖也対比嘉大吾のWBA世界バンタム級タイトルマッチだ。全試合『Prime Video』でも独占ライブ配信される。

見どころは、まずキックボクシング界のスーパースター、那須川がボクシングのバンタム級で世界王者を目指す中、6戦目にして元WBO世界バンタム級王者の強敵と拳を交えることだろう。そのモロニーは、前回の試合で那須川と同じようにキックボクシングからボクシングに転向した武居由樹に敗れ、WBOの王座から陥落した。モロニーはその敗戦でキャリア3敗目となったが、2敗目の黒星をつけたのは、モンスターこと井上尚弥だった。3敗のうち2敗が日本人相手だったことからも、今回こそは負けられないとして闘志を剥き出しにしてくることは間違いないだろう。そんなモロニー相手に、那須川がどんなボクシングを披露するか。倒せば一気にタイトルマッチに駒を進められる可能性がある。
そして他の2試合も、ボクシングの主要4団体全てで日本人チャンピオンが君臨しているバンタム級のタイトルマッチであり、当然盛り上がり必至の対決だ。そのバンタム級の中でも随一の実力者と見られている中谷は、無敗同士の戦いとなるが、圧巻のKO勝ちでの防衛が期待されている。

堤と比嘉の対戦も、バンタム級をさらに熱くさせる日本人同士の対決として注目される。堤は前回の試合で当時WBA世界バンタム級王者だった井上拓真を倒して新チャンピオンとなった。対する比嘉は前回の試合でWBO世界バンタム級王者の武居に敗れたが、団体を変え2試合連続のタイトルマッチに挑戦する。どちらも打ち合いで一歩も引かない選手だけに激闘が予想される。

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