大晦日にRIZINフライ級タイトルマッチを戦う堀口恭司 米メディアのインタビューで将来についての目標を語る

大晦日に防衛戦を控えている堀口 photo/Getty Images

続きを見る

これまでバンタム級とフライ級を主戦場としていた

RIZINとBellatorの元バンタム級王者で、現RIZINのフライ級王者である堀口恭司が、『MMA FIGHTING』のインタビューでフライ級に専念することを明言した。

これまでUFCでは主にフライ級で戦い、日本に戻ってきてからはバンタム級での試合が多いものの、フライ級の試合も戦ってきた。そして堀口はそんな二つの階級を跨ぐ状況において、自身の体重調整に無理があるとして、2022年9月以降はフライ級で戦うことを宣言していた。

今回のインタビューでも彼は改めて「フライ級が自分の最適な階級だと信じています。そこに集中したいです」と語った。また「私の目標はフライ級の世界王者で居続けることです。2つの階級を行ったり来たりするのではなく、フライ級に集中しています」と明かした。
ただ決して階級を上げることを辞めたわけではなく「フライ級で目標を達成したら、おそらく階級を上げることを考えるでしょう」と将来については含みを持たせてもいる。

堀口は、2024年の大晦日に開催されるRIZIN DECADEでエンカジムーロ・ズールーと対戦することが決まっている。そのズールーはアフリカのMMA団体のバンタム級とフライ級の王者となっており、RIZINデビュー戦では新井丈との打撃戦を制し、圧巻のKO勝ちを収めている。

堀口はその相手の印象について「彼は非常に運動能力が高く、爆発力もあるし、良いファイターだと思う」と述べる一方、「私は打撃でもグラウンドでも、どんな戦い方をしても勝ちにいきます」と自信も覗かせている。

ズールーの打撃の強さは前回の試合で証明済みだが、グラウンドの実力は日本では披露されておらず未知数である。当然、グラウンドも得意とする堀口対策をしっかりと講じてくるだろう。

果たしてこの2人の対戦は、どんな戦いが繰り広げられるのか注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.300 プレミア戦線異常アリ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ