PSGがリヴァプールFWルイス・ディアス獲得に本腰 約98億円のオファーを準備か

リヴァプールのルイス・ディアス photo/Getty Images

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見つからぬムバッペの代役

今年夏にキリアン・ムバッペが退団して以降、パリ・サンジェルマン(PSG)は彼の抜けた穴を埋められずにいる。

リーグ・アンではここまで12勝4分けと無敗で首位に立っているものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズではアーセナル(0-2)、アトレティコ・マドリード(1-2)、バイエルン・ミュンヘン(0-1)に敗れ、決勝トーナメントにストレートインとなる8位以内の確保はほぼ絶望的。ムバッペに代わる点取り屋がいなければ、欧州のトップクラスに勝てないことは明らかだ。

このため、パリの首脳陣は新たなエースストライカー候補としてリヴァプールのルイス・ディアスの獲得を検討しているようだ。イギリスメディア『CaughtOffside』によれば、パリはディアス獲得に向けて6000万ユーロ(約98億円)のオファーを提示する用意があるという。
しかし、リヴァプールは今月に入ってディアスと同選手の代理人との話し合いの場を設け、その際に年明け1月の移籍市場でディアスを売却する意思はないことを伝達。アルネ・スロット監督とディアスの関係も良好であり、さらにイギリスメディア『SKY』によればディアス自身も年明け1月や今シーズン終了後にリヴァプールを退団することは考えていないという。

こうした状況に加えて、バルセロナやACミランもディアスの動向を注視しているとされることを踏まえれば、パリにディアスを連れてくるのは簡単ではないように見える。そのため、オファーの提示額をさらに増額するか、あるいはディアス以外の選手に狙いを変更するといった新たな動きをパリが見せる可能性は高く、その動向に今後も注視すべきだろう。

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