「喜びというよりは安堵という言葉が適切だろう」とペップ シティは苦しみながらもレスターを倒し公式戦6試合ぶりの勝利

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

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ここから本来の調子を取り戻せるか

プレミアリーグ第19節でレスターと対戦したマンチェスター・シティ。ここ2カ月は思うように勝利を重ねられていない状況が続いていたが、サヴィーニョの1ゴール1アシスト、さらにエースのアーリング・ハーランドのゴールもあり、2-0で勝利を飾った。

ハイプレスを剥がされ、ピンチを作られる回数も多く、不安定なパフォーマンスが完全に改善されたわけではなかったが、勝利が遠のいていた中で勝ち点3を獲得できたことは大きかっただろう。指揮官もペップ・グアルディオラも同クラブでの通算500試合目となったこの試合での勝利にホッとしているようだ。

「私たちは勝利を収める必要がある。そうすれば、私たちの心も魂も晴れやかになり、『よし、試合に勝てる』と思えるだろう。こんなに難しいとは思ってもみなかった。でも、それはそれでよかったのかもしれない」
「喜びというよりは安堵という言葉が適切だろう。私たちはもっと改善しなければならないが、この結果は私たちをさらに成長させてくれる。私たちは間違いなくベストの状態に戻るだろう。そしてこの結果は我々にとって大きな助けになる」

「我々全員が結果を必要としていた。これで気分が良くなることを期待している。レスターは試合の大半でずっと良かったし、我々には90分間持ちこたえるだけのエネルギーがない。しかし新年には少し盛り返せるだろう」

「サッカーは予測不可能なスポーツなので、このようなことが起こり得るだろうと常々思っていたが、これほど多くの試合で勝利を収めることができないとは、予想だにしなかった。素晴らしい学習経験だったし、この勝利はたった1試合の結果だ。1月に何が起こるか見てみよう」(英『Daily Mail』より)

ここ2カ月間、多くの人が予想していなかったほどに崩れたシティだが、この経験をシーズン後半に生かすことを誓ったペップ。1月の移籍市場での動きも含めて、昨季王者がどのような巻き返しを見せるか、注目だ。


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