トッテナムは浮上のきっかけ掴めぬままシーズン後半戦へ ポステコグルー「我々が今こうなっているのは、私の責任」

トッテナムの指揮官ポステコグルー photo/Getty Images

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ウルブズに引き分け

プレミアリーグ第19節でウルブズと対戦したトッテナム。開始早々に失点を許したが、ロドリゴ・ベンタンクールとブレナン・ジョンソンのゴールで前半のうちに逆転。このまま勝利かと思われたが、後半終了間際の87分に痛恨の失点を許し、2-2の引き分けに終わった。

アンジェ・ポステコグルー体制2年目を迎えた今シーズン、トッテナムは一貫性を保つのに苦労している。守護神のグリエルモ・ヴィカーリオやミッキー・ファン・デ・フェン、クリスティアン・ロメロなどディフェンスラインに多くの怪我人を抱える状況に苦しんでおり、なかなか主力選手が揃わない。

折り返し地点となる今節を終えてトッテナムは現在プレミアリーグで11位とかなり遅れをとっている。まだ今節を残しているチームもいるため、トッテナムはさらに順位を落とす可能性もあり、浮上のきっかけを掴めないまま後半戦へ挑むことになる。
不振が続く前半戦となったが、トッテナムの今の現状は自身に責任があると、指揮官のポステコグルーはウルブズ戦の後語った。

「選手たちがどれほど一生懸命やっているかを見ると、さらに胸が痛む。彼らの努力に報いてあげたかった。本当に胸が痛む。我々が今こうなっているのは、私の責任だ」

「私はこれからも頑張り続けるよ。この選手たちを助けるために、やるべきことがある。我々の役割は、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるよう手助けすることだ。彼らがどれほど頑張っているかは分かっている。もし我々が最高のコンディションだったら、3点目と4点目を取れていたはずだ。あと少しだった」(英『Sky Sports』より)

怪我人が続出しているトッテナムにとってはまもなく開く冬の移籍市場での補強はシーズン後半戦での巻き返しにおいて欠かせないものとなる。年明けからはニューカッスルとのリーグ戦、リヴァプールとのカラバオカップ準決勝1stレグ、アーセナルとのリーグ戦とビッグマッチが待ち構えているが、トッテナムは本来の調子を取り戻せるのか。


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