リヴァプールでプレイするイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの去就は大きな注目を集めている。
ここまでリヴァプール一筋で育ったアーノルドの現行契約は今シーズン限りとなっており、来夏にはフリーで移籍を果たす可能性がある。契約延長の話やレアル・マドリードへの移籍の噂など様々な情報が飛び交っている中、リヴァプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏はリヴァプール出身であるアーノルドの残留を切望しているようだ。
「私は必ずしも彼が退団するとは思わないが、他の選手とは状況が異なると思う。彼は明らかに大きな決断を迫られている。私は彼が(新契約に)サインしてくれることを切望している。彼は地元の選手だ。リヴァプールであれエヴァートンであれ、地元の選手が活躍するのを見るのは大好きだ。 彼はこの街が生んだ最高の選手の一人なんだ」
「リヴァプールが今やっていることや、今後やっていきそうなことは本当にワクワクするものだと思う。彼にぜひサインしてほしい。彼も同じ気持ちであることを願っている」
「レアル・マドリードとバルセロナには世界中から選手を惹きつける魅力があると思う。おそらく世界の選手の90%はレアル・マドリードかバルセロナでプレイすること、あるいは最終的な行き先がそれらのチームになることを夢見ていると思う。ムバッペを見れば、世界最高の選手と評価される選手なら誰でも同じことが分かる。彼らは何らかの形でレアル・マドリードやバルセロナでプレイすることになるんだ」
「トレントが地元のクラブでプレイしていることを考えると、少し違うと思う。もしトレントがチェルシーやアーセナルでプレイしていたら、状況は違っていただろう。彼はロンドン出身ではないからね。彼が移籍するのに何の疑問も生じないだろう」
「彼が5歳か6歳の頃から所属していたクラブを離れるということは、レアル・マドリードというだけの問題ではなく、もっと大きな決断になると思う。先ほども言ったように、レアル・マドリードが選手と契約を結びたいと思っていて、その選手が移籍を望んでいる場合、10回中9回は通常そのように事が運ぶ」(英『Sky Sports』より)
今シーズン、アルネ・スロット新監督の下、最高のスタートを切ったリヴァプールで欠かせない役割を担うアーノルドだが、多くの注目を集めるこの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。