バイエルンDF伊藤洋輝が屋外での練習再開 戦列復帰へ一歩前進

バイエルンの伊藤洋輝 photo/Getty Images

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昨年10月以来の屋外練習

2日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝が屋外で個別トレーニングを実施した。ドイツ紙『Bild』が伝えている。

伊藤は今年夏にシュツットガルトから完全移籍でバイエルンに加入したが、シーズン開幕前のトレーニングマッチで右足中足骨を骨折。その後は復帰に向けたリハビリに取り組み、昨年10月頃には復帰間近と見られていた。しかし負傷箇所に再び痛みが出るようになり、結局中足骨の再手術を余儀なくされていた。

再手術後、クラブの屋内トレーニング施設でリハビリに取り組んでいた伊藤だが、屋外でトレーニングを実施したことからも、復帰に向けたプログラムは順調に進んでいるようだ。
2日にフィジカルコーチとともに屋外練習場に姿を現した伊藤は、15分ほどピッチ上をランニングした後で片足でのジャンプを左右交互に実施。その後さらにピッチ上を約10分間走った。ランニングの際には右足を少しかばいながら走り、負傷した右足でのジャンプは慎重に行っていたと『Bild』は伝えている。

伊藤の具体的な復帰時期については依然として未定となっている。しかし、伊藤だけでなくヨシプ・スタニシッチも怪我で戦線を離脱していることからバイエルンは守備陣が手薄な状態になっていて、昨年末はキム・ミンジェやダヨ・ウパメカーノが過密日程の中で強行出場を続けていた。

そうした状況を考えると、伊藤が復帰に向けて順調にリハビリの強度を上げていることは、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督にとって何よりの朗報だろう。

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