プレミアリーグ24試合に出場してまさかの0勝…… シェフィールド、サウサンプトンで苦悩するFWのキャリア

サウサンプトンでプレイするブレアトン photo/Getty Images

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サウサンプトンはチーム状態も悪い

今季より再びプレミアリーグに昇格してきたサウサンプトンは、ここまで19試合を戦って1勝3分15敗で最下位に沈んでいる。12月には指揮官ラッセル・マーティンが解任され、新監督としてイヴァン・ユリッチを招聘するなど手を打っているが、現時点では1シーズンでの降格が現実的だ。ここまで勝ち点を6しか稼げていないのは致命的と言える。

そのチーム状況も考慮すべきだが、ここまでリーグ戦10試合に出場して0ゴールともがいているFWがいる。今季よりサウサンプトンに加わったチリ代表FWベン・ブレアトンだ。

FWにとって無得点は屈辱だが、ブレアトンにはもう1つ最悪な記録がある。それはプレミアリーグでの『連続未勝利試合』だ。
ブレアトンは昨季ビジャレアルからシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍しており、そこでも半年間だけプレミアリーグの戦いを経験している。昨季は6ゴールを挙げるなど一定の結果を残したのだが、ブレアトンの出場したゲームでは1勝もできなかった。

チームは2月にルートン・タウンを3-1で撃破しているが、このゲームにブレアトンは出場していない。今季もサウサンプトンは10月にエヴァートンから初勝利を奪っているが、このゲームもブレアトンはベンチに座ったままだった。

今季出場した10試合は2分8敗の成績となっていて、通算するとプレミアリーグ出場24試合で0勝という何とも悔しい記録が進行している。

英『BBC』によると、ブレアトンはサウサンプトンの構想から外れており、昨季までプレイしたシェフィールドが獲得に関心を示しているという。シェフィールドは昨季プレミアリーグで最下位に終わり、今季は2部での戦いを強いられている。ブレアトンはブラックバーンでプレイしていた頃にイングランド2部で2021-22シーズンに22ゴール、2022-23シーズンは14ゴールと結果を出しているため、2部では計算できる選手ではある。

このまま0勝でプレミアリーグを離れるのは屈辱的だが、最近は出番も限られている。24戦未勝利は厳しいが、出場時間のことを考えれば移籍が賢明な判断か。

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