プレミア前半戦を6位で折り返す昨季王者シティ ペップは成績不振の原因は自らにあると認める 「私に責任がある。選手の責任ではない」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

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後半戦の初戦はウェストハム戦

プレミアリーグは今週第20節を迎え、いよいよ後半戦がスタートする。タイトルレースやCL出場権争い、残留争いなどより熾烈な戦いが待っているが、そんな後半戦の戦いが注目されているのがマンチェスター・シティだ。

現在プレミアリーグ4連覇中のシティは近年、国内リーグでは無類の強さを見せていたが、今シーズンは様子が異なる。直近の公式戦14試合の戦績は2勝3分9敗となっており、ここ2カ月で大きく調子を落とした。

プレミアリーグでも現在6位となっており、首位リヴァプールとの勝ち点差は14ポイント。リヴァプールは1試合未消化ということも考えると、優勝争いは絶望的だ。最近は批判の方が多いシティだが、現在の成績不振の原因は自分にあると、ペップ・グアルディオラは認めた。
「(監督の仕事には)本当にたくさんのことがあり、私は何かを見逃していた。うまくできていないことがある。結局、多くの試合に負けた場合、監督が負う責任は非常に大きい。チームに必要なのは自信であり、私はそれを与えることができなかった」

「まず、私に責任がある。選手の責任ではない。選手の調子が少し落ちるのは当然で、それは普通のことだ。昨シーズンも少しは落ちた。このような結果が続くのであれば、私は解決策を見つけるべきだった。それが我々がこのような位置にいる理由だ」

「私は自分を責めている。『ペップはなんて素晴らしいんだ』と言いたいわけではない。これが真実だ。私はあの選手たちを率いていたが、彼らを鼓舞することはできなかったんだ。これが現実だ」(英『BBC』より)

連敗や未勝利が続くなか、解決策を探すと口にしてきたペップだが、自分がそれを見つけられなかったことが今の順位に反映していると考えているようだ。

確かに今シーズン前半は今までのようなペップ・シティとは思えぬほどの苦戦を強いられた。しかし、まだシーズンは半分残っている。まずは後半戦の初戦となる今節のウェストハム戦で勝利し、連勝を飾りたいところ。大きく出遅れたシティは後半戦で怒涛の追い上げを見せることができるのか、注目だ。


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