リヴァプール20歳MFに母国スペイン方面から引き抜きの噂 引き留めのため再契約も検討か

今季はザルツブルクで活躍するバイチェティッチ Photo/Getty Images

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今季はローン移籍中

現在オーストリアのザルツブルクにローン中のリヴァプールMFステファン・バイチェティッチに、レアル・ベティスが興味を示しているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。

アカデミー出身のバイチェティッチは22-23シーズンにユルゲン・クロップ元監督によってトップチームに引き上げられ、印象的な活躍を見せた。しかし負傷により昨季はプレイ時間が限られ、指揮官がアルネ・スロットに代わった今季はザルツブルクへ武者修行に出ている。

そんなバイチェティッチにラ・リーガのベティスが興味を示し、今月中の引き抜きを画策しているという。同紙によれば、リヴァプールが同選手を放出するつもりなのかどうかはまだわからないが、2027年に現行の契約が終了となるバイチェティッチに新たな契約を提示し、引き留めにかかる可能性もあるという。
スロット監督はバイチェティッチをローンに出す際に、「彼は非常に才能のある選手だ。彼にとって大きな年になることを願っている。数カ月間欠場していたので、今プレイ時間を得ることができれば、我々にとって非常に重要な選手になりうる」と、長期的な戦力として見ていることを語っていた。

バイチェティッチはセルビア国籍も持っているがスペイン出身であり、出身国でキャリアを積みたいと考える可能性もある。彼の主戦場である守備的ミッドフィールドには補強の噂もあるが、リヴァプールはこの若者を今もチームに残したいと考えているだろうか。


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