首位リヴァプールを追うアーセナルにとって痛恨のドロー 逆転優勝に向けて参考にすべきはかつてのペップ・シティ?

ブライトンに引き分けたアーセナル photo/Getty Images

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ブライトンに引き分け

プレミアリーグ第20節でブライトンと対戦し、1-1の引き分けに終わったアーセナル。怪我で離脱中のブカヨ・サカだけではなく、主力選手の数人がコンディション不良でメンバー外や途中出場からしか起用できなかったことも影響し、ポイントを落としてしまった。

この結果、アーセナルと首位リヴァプールとの勝ち点差は5ポイント。まだリヴァプールは今節を戦っておらず、さらに1試合少ないという状況のため、勝ち点差は最大11ポイントまで開く可能性がある。

まだ後半戦がスタートしたばかりのため、挽回のチャンスはあるが、元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏はアーセナルが逆転優勝するにはここ数年ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティが見せていたような後半戦の怒涛の追い上げが欠かせないと語った。
「タイトル争いでは、 リヴァプールが明日勝てば、1試合を残して8ポイント差をつけることになる。試合前には紆余曲折があるだろうと言ったが、アーセナルがこのようなパフォーマンスを続ければ、紆余曲折はないだろう」

「今夜の彼らのプレイはひどかった。後半は枠内シュートが1本だけだった。引き分けは痛手だ。タイトルを獲得したいのであれば、リヴァプールにプレッシャーをかけなければならない。彼らにとって本当にひどい夜だった。質が足りず、策略も欠けていた」

「アーセナルがタイトルを獲得するには、マンチェスター・シティのような快進撃をしなくてはならない 。過去数年、シティがアーセナルを追い詰めて追い回してきたことを思い出す必要がある。シティが勝ち点3を獲得するたびに、アーセナルにプレッシャーがかかった。しかし、アーセナルにそれができるだろうか?」(英『Sky Sports』より)

ここ2年タイトルレースをを繰り広げながらもシティに後一歩及ばず優勝を逃してきたアーセナル。ここ2年のシーズン後半戦は追われる立場だったが、今シーズンはリヴァプールを追いかける形となる。リーグタイトルを獲得するにはレドナップ氏が言及したように、ここ数年のペップ・シティが見せてきた怒涛の追い上げがアルテタ・アーセナルには必要になるが、ここから再び連勝を重ね、リヴァプールへプレッシャーをかけられるか。


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