イサク、ゴードンと前線を構成する遅咲きの“職人” 29歳でニューカッスルの右サイドを支配したマーフィーへの称賛

ニューカッスルでプレイするマーフィー photo/Getty Images

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得点に絡む機会が増えてきた

好調ニューカッスルの前線では、最前線に構えるスウェーデン代表FWアレクサンダル・イサク、左サイドからの仕掛けを得意とするイングランド代表FWアンソニー・ゴードンにスポットが当たりがちだ。

しかし、右サイドで黙々と役割をこなす29歳のジェイコブ・マーフィーも高く評価されるべき選手だろう。

2017年にノリッジ・シティからニューカッスルに加わったマーフィーは、イングランド代表でのプレイ経験があるわけでもない。決してエリート街道を歩んできた選手ではなく、2019年にはWBA、翌年にはシェフィールド・ウェンズデイにレンタル移籍するなど、下位カテゴリーでのプレイも経験してきた。
やや遅咲きかもしれないが、それでも現在は指揮官エディ・ハウの信頼をきっちりと掴んでいる。右ウイングの人選にハウが悩んでいたこともあるが、昨季からマーフィーが重要な役割をこなしているのだ。

ニューカッスル地元メディア『Geordie Boot Boys』によると、ハウはマーフィーについて「彼のクロス精度はトップクラスだ。彼がいてくれて嬉しい」と称賛している。

昨季はリーグ戦で3ゴール7アシスト、今季もここまで3ゴール6アシストを記録しており、得点に絡む機会は明らかに増えている。守備時も自陣深くまで戻る献身性があり、好調ニューカッスルに欠かせない右サイドのスペシャリストだ。

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