目標は「45歳までプレイしたい」 EURO2008から2012まで“スペイン黄金期”を知るCBは今もラ・リーガで活躍中

ビジャレアルでプレイするR・アルビオル photo/Getty Images

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当時は貴重なバックアッパーだった

EURO2008、2010ワールドカップ、EURO2012のメジャートーナメント3連覇を果たしたスペイン代表。当時のスペイン黄金期を支えた現役選手は少なくなっており、年齢的にもほとんどの選手は現役を退いている。

そんな中、ビジャレアルで戦い続けているのが39歳のDFラウール・アルビオルだ。アルビオルは絶対的な主役というわけではなかったが、黄金期のスペイン代表メンバーとして上記3大会全てメンバー入りしている(出場したのはEURO2008のみ)。

当時のセンターバックではカルレス・プジョル、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ラモスが絶対的な存在だったため、アルビオルにはなかなか出番が回ってこなかった。しかしコンフェデレーションズ杯2009にも参戦するなど、アルビオルの実力が認められていたのは確かだ。
その実力は今も健在で、今季もビジャレアルでキャプテンマークを任されている。スペイン『MARCA』によると、アルビオルが目指すは45歳までの現役生活だ。

「45歳までプレイしたいけど、可能かは分からない。1年ずつ頑張っているつもりだ。それでもコンディションは良いし、怪我もない。満足だよ。ピッチ内外で出来る限りのことをしていくつもりだけど、何が起きるかは分からないからね。永遠ではないことも分かっているし、毎試合楽しみたい。マルディーニは41歳までプレイした。僕は45歳までプレイしたいね」

アルビオルはビジャレアルで安定的に出番を得ており、鉄人タイプと言っていいだろう。派手なプレイは少ない職人的なセンターバックだが、やはり当時の黄金期メンバーだけあって実力は高い。後半戦もビジャレアルの重要戦力となるはずで、来季以降も現役続行は十分に可能だろう。

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