今冬トッテナムに加入したばかりの21歳GKがデビュー戦で存在感 リヴァプールを無失点に抑えたキンスキーをポステコグルーも称賛

トッテナムデビューを飾ったキンスキー photo/Getty Images

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6セーブをマーク

カラバオカップ準決勝1stレグでリヴァプールと対戦したトッテナムは86分のルーカス・ベリヴァルのゴールが決勝点となり、1-0で勝利を飾った。

今シーズン、無類の強さを誇るリヴァプールに引けを取らないパフォーマンスを見せ、見事勝利したトッテナムだが、中でも素晴らしいパフォーマンスを見せたのがGKアントニーン・キンスキーだろう。

チェコ代表の21歳GKは今冬、スラヴィア・プラハからトッテナムに加入したばかり。早速トッテナムデビューを飾った同選手だが、試合終盤のダルウィン・ヌニェスのシュートを止めるなどビッグセーブも見せた。『SofaScore』のデータによると、キンスキーはこの試合で6回のセーブを記録しており、欧州トップクラスの火力を誇るリヴァプールの攻撃陣の前に立ちはだかった。
同メディアは決勝点を決めたベリヴァル(8.1点)より高い「8.5点」をキンスキーにつけており、トッテナムの若き守護神はデビュー戦で最高評価を獲得している。

そんなキンスキーは試合後、英『BBC』のインタビューにて「この夜は人生最高の夜だったか?」と問われると、「おそらくそうだね」と答え次のように続けた。

「私は夢想家だ。私は常に自分のビジョンを形にしたいと思っているが、このようなことは夢にも思っていなかった。クラブ全体にとって本当に嬉しいことだし、自分自身にとっても、チーム全体にとっても嬉しいことだ」

また指揮官のアンジェ・ポステコグルーは「初めて彼と話したとき、我々は彼の自信を感じた。これは若い選手にとって大きな出来事であり、彼は見事に対処した」とキンスキーを称賛した。

守護神であるGKグリエルモ・ヴィカーリオの負傷により獲得したキンスキーはデビュー戦でスパーズサポーターの心を掴み、将来に期待が持てるパフォーマンスを見せたと言えるだろう。


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