出場機会に悩むマカティーがFA杯で大暴れ ハットトリックを決めた22歳レフティーをペップも称賛 「彼は並外れた選手で、特別な才能を持っている」

後半戦の活躍を期待したいマカティー photo/Getty Images

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8-0の快勝に貢献

FAカップ3回戦で4部のサルフォードと対戦し、8-0の快勝を飾ったマンチェスター・シティ。

攻撃陣が大爆発したこの試合、トップチームデビューのFWディビン・ムバマやMFニコ・オライリーらにゴールが生まれ、さらにジャック・グリーリッシュが1ゴール2アシスト、ジェレミー・ドクが2ゴール2アシストを記録するなど存在感を残したが、中でも輝きを放ったのが22歳のジェイムズ・マカティーだ。

2年間のシェフィールド・ユナイテッドへの武者修行から戻ってきたマカティーは今シーズン、ブレイクを期待されていたが、ここまでは思うように出場機会を得ることができていない。そんな中で迎えたこの試合、マカティーはなんとハットトリックを達成したのだ。
出番限られるこの状況で自身の存在価値を結果で証明し、指揮官へ猛アピールしたマカティー。相手が4部のチームだったとはいえ、強烈なインパクトを残したが、ペップ・グアルディオラも22歳レフティーのパフォーマンスに満足し、称賛した。

「彼は特別な才能のある選手だ。モーガン・ロジャーズ、コール・パルマー、リアム・デラップ、ロメオ・ラヴィア、ジェイドン・サンチョの世代。プレミアリーグで本当に活躍する選手たちだ。彼はそこで主力選手であり、キャプテンであり、シティのファンだった」

「自分がどれほど幸せかを否定するつもりはない。ハットトリックを決めるのは簡単ではないが、彼はもっとうまくプレイできる。前半は彼のベストではなかったし、彼はそれに対処しなければならない」

「しかし彼は並外れた選手で、特別な才能を持っている。相手チームの近くでプレイするとき、彼は信じられないほどのゴール感覚を発揮する。彼の仕事に対する姿勢は信じられないほどで、アグレッシブだ。今日は簡単ではなかった。彼は中央でマンマークされていた。本当に嬉しいよ」(シティの公式より)

出場機会を求めて1月の移籍市場での退団も噂されているマカティーだが、この試合で見せたパフォーマンスからもわかるようにシティが手放してはいけない選手の1人だ。このハットトリックをきっかけに出場時間を増やしてほしいマカティーだが、チャンスは回ってくるか。


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