決勝のカードは前橋育英×流通経済大柏に決定! 高校サッカー選手権準決勝が開催

決勝は前橋育英と流通経済大柏のカードとなった高校サッカー選手権(写真はイメージ) photo/Getty Images

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96回大会と同じカード

第103回全国高校サッカー選手権の準決勝、東福岡と前橋育英、流通経済大柏と東海大相模の試合が11日に国立競技場で行われた。

予選からここまで無失点の東福岡と2017年以来の決勝を狙う前橋育英の試合は、11分に右サイドで仕掛けたMF塩﨑がクロスを入れると、ニアサイドに走りこんだFW伊波が合わせて東福岡が先制。決勝進出に向け上々の立ち上がりを見せる。

前半に東福岡の鉄壁な守りに手を焼きなかなか得点を奪えなかった前橋育英だったが、後半に入り48分、左サイド高い位置で奪ったFW佐藤がそのままゴールへ突進。左足でシュートを放ち1-1の同点。ここまで無失点の東福岡ゴールをこじ開けた。その後54分には前線で粘ったFWオノノジュが前を向いて運び佐藤に渡すと、コントロールシュートをゴール右に流し込み前橋育英が逆転。さらに58分に交代出場したMF白井がドリブルで持ち運び右サイドに展開。その折り返しを白井が決めて前橋育英が3−1とリードを広げる。試合はそのまま終了し、前橋育英が2017年以来7年ぶりとなる決勝進出を決めた。
準決勝のもう1試合、流通経済大柏と東海大相模の試合は一進一退の攻防が続く展開に。それでも40分、自陣ペナルティーエリア内で東海大相模のFW辻が高く足を上げ相手の顔面と接触しPKを献上。これをMF柚木が落ち着いて決めて流通経済大柏が先制する。後半に入りなんとか1点を返したい東海大相模だったが、何度か流通経済大柏のゴールに迫るシーンを作るも最後までこじ開けることができず試合は終了。1-0で流通経済大柏が決勝に駒を進めた。

決勝のカードは前橋育英と流通経済大柏に決定。両者は2017年の第96回大会の決勝でも対戦しており、奇しくも同じ対戦カードとなった。ちなみに当時は前橋育英が1-0で勝利しており、流通経済大柏にとってはリベンジを果たしたいところだ。

決勝は国立競技場にて13日の午後12時5分に行われる。

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