またしてもCBで輝いたリヴァプール遠藤航 「ポジションは気にしない」と出場機会優先の方針

リヴァプールの遠藤航 photo/Getty Images

勝利に大きく貢献

11日(現地時間)、リヴァプールはFAカップ3回戦でアクリントンと対戦し、4-0で勝利した。リヴァプールの日本代表MF遠藤航はこの試合にセンターバックのポジションでフル出場し、勝利に貢献した。

昨年末のカラバオカップ準々決勝サウサンプトン戦、さらにトッテナムとの同準決勝1stレグに続いて本来のボランチではなくセンターバックとして起用された遠藤は、高い危機察知能力による適切なポジション取りと持ち前の対人守備の強さで要求されたタスクをしっかりと遂行。無失点での勝利に貢献し、リヴァプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』が10点満点中7点の高評価を与えるなど、多くの現地メディアから称賛された。

「試合に出れなくてフラストレーションが溜まるということはない。もちろん全ての試合でプレイしたいけど、僕らには全ての選手が必要。自分に出来ることは、全ての試合に向けてしっかりと準備を行うこと」と遠藤はアクリントン戦後に現地メディアの取材に応じた際にコメントしたが、センターバックとして質の高いパフォーマンスを継続的に発揮していることで今後より多くの出場機会が得られるかもしれない。

また、遠藤自身も試合に出られるのであればセンターバックでの起用も歓迎する方針のようだ。

「監督とはポジションについて議論していない。ジョー(ゴメス)は怪我しているし、イボー(イブラヒマ・コナテの愛称)は復帰したばかりなので、僕らにはそれほど多くのディフェンダーがいるわけじゃない。それで僕がディフェンダーとしてプレイしたんだけど、監督もこれを良いオプションの一つと考えていると思う。それで前よりも出場時間が多くなればいいなと思っている」

シーズン前半は我慢を強いられた遠藤だが、ここへ来て流れを変える好機を掴みつつあるのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.300 プレミア戦線異常アリ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ