加入3季目のダルウィン・ヌニェスにOBから厳しい声 「リヴァプールの選手ではない」

リヴァプールのダルウィン・ヌニェス photo/Getty Images

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物足りない個人成績

今シーズンの出場時間を見れば、アルネ・スロット監督がダルウィン・ヌニェスを主力メンバーの一人として評価していることは間違いない。リヴァプール専門サイト『Anfield Watch』によれば、サウジアラビアのアル・ヒラルが同選手の獲得に興味を示しているが、リヴァプールは1億ユーロ(約160億円)以上のオファーでなければヌニェスを放出しない方針を固めているという。

しかし、2021-22シーズンにベンフィカで26ゴールをあげてポルトガルリーグで得点王を獲得した時の同選手のパフォーマンスから比較すると、リヴァプール加入後のヌニェスに物足りなさを感じてしまうのも事実だ。

実際プレミアリーグでのゴール数だけを見ても、加入1年目の2022-23シーズンは9ゴールで翌2023-24シーズンは11ゴール、今シーズンもここまで4ゴールと加入当初の期待値の高さを考えれば少ないと言わざるを得ない。
リヴァプールのOBからもヌニェスに対して厳しい意見が出始めている。1990年代から2000年代にかけて同クラブで活躍したロビー・ファウラー氏は、イギリスメディア『ITV』の番組の中でヌニェスについて以下のように語っている。

「私は彼のことを見れば見るほど、『リヴァプールの選手ではない』と思ってしまう。彼はハードワークをしているから、こういうことを言えば人々は私を批判するだろう。しかし、ハードワークをしているからという理由だけで選手を獲得したりはしない。それはあくまでも前提条件の一つだ。彼がサポーターのお気に入りであることは私も知っているが、リヴァプールのユニフォームを着るのであればもっと良いプレイをしなくてはいけない」

ストライカーとしてのノルマとも言える2桁得点だけでなく、得点王争いに絡んでくるような活躍をファウラー氏はヌニェスに期待しているのかもしれない。

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