2度のPKストップでGKバユンドゥルは勝利の立役者に アーセナル撃破に大きく貢献した守護神をマンU指揮官も称賛 「今日、彼は私たちのヒーローだった」

アーセナル戦で圧巻の活躍を見せたバユンドゥル photo/Getty Images

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1人少ない中勝利

FAカップ3回戦でアーセナルと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。退場者を出しながらもPK戦の末、勝利を収め次のラウンドへコマを進めた。

そんなこの試合で勝利の立役者になったのがGKアンドレ・オナナに代わってゴールマウスを任されたGKアルタイ・バユンドゥルだ。PK戦でカイ・ハフェルツのシュートを止めただけではなく、同選手は72分のマルティン・ウーデゴーのPKストップ、デクラン・ライスの近距離からのヘディングシュートへのビッグセーブなど幾度となくユナイテッドのピンチを救った。

試合後、この日のヒーローとなったユナイテッドの守護神を指揮官ルベン・アモリムも大絶賛している。
「サッカー選手としての人生には、サイクルと瞬間がある。時には1週間で人生が変わることもある。アルタイを見れば、それが分かる。トッテナム戦では誰もがアルタイを応援していたが、私もその気持ちはわかる。そして今日、彼は私たちのヒーローだった」

「彼はいいやつで、よく働くし、人生には美しいものがある。このチームの選手全員にチャンスがある。マンチェスター・ユナイテッドでプレイできるのだから、彼らはラッキーだ。1試合でも90試合でも、このクラブでプレイできることは常に喜びだ」(英『BBC』より)

カラバオカップ準々決勝のトッテナム戦(3-4)ではソン・フンミンにCKを直接入れられてしまったバユンドゥル。トッテナムMFルーカス・ベリヴァルと接触があり、ファールという声もあったが、同時に批判も集まってしまった。しかし同選手がアーセナル戦で見せたパフォーマンスは圧巻で、評価を大きく変えるものになったと言えるだろう。

ユナイテッドの正GKはオナナだが、セカンドGKであるバユンドゥルのこのパフォーマンスはチームにとってもいい影響を与えるに違いない。


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