スーペルコパはこのまま2034年までサウジアラビア開催が続く? 外国でのクラシコはもったいないとの考えも

スーペルコパはバルセロナが制覇 photo/Getty Images

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一部選手からも不満の声が出ていたが……

バルセロナ、アスレティック・ビルバオ、レアル・マドリード、マジョルカの4チームによって争われた今季のスーペルコパ・デ・エスパーニャ。その舞台はサウジアラビアとなっていて、一部ではなぜスーペルコパをスペイン以外の地域で行うのかと疑問の声もある。

しかしビジネス的には手応えがあるのだろう。スペイン『as』は、現行の方式が2034年まで継続される可能性があると伝えている。現段階ではサウジアラビアでのスーペルコパ開催は2029年まで有効とされる契約となっているようだが、これを2034年まで5年間延長する考えがあるというのだ。

スペインの批評家の中からもサウジアラビアでのスーペルコパ開催はスペインサッカー界のイメージを損なうとの意見もあるようだが、リーグ側に考えを改める気はない様子。今大会もバルセロナとの準決勝に敗れたビルバオFWイニャキ・ウィリアムズがサウジアラビアでの開催に抵抗感を示していたが、今後も同様の方式が続いていく可能性が高いか。
12日にはバルセロナVSレアル・マドリードによる決勝が開催され、会場となったサウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティは大いに盛り上がった。伝統のクラシコこそスペイン国内で見たいと考えていたスペインのサッカーファンは多いはずで、スペイン国内だからこその雰囲気もあるだろう。今のやり方に疑問を抱く人も少なくないはずだが、今後10年にわたってサウジアラビア開催は続くのか。

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