“1勝3分9敗”に終わった泥沼の2カ月があったからこそ? ハーランドが語る試練の中で芽生えたもの 「奇妙な感じがするが、それは私にモチベーションとハングリー精神を与えてくれた」

マンCのストライカー、ハーランド photo/Getty Images

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現在は3連勝中

マンチェスター・シティでプレイするノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは今、自分の中にハングリー精神とモチベーションが溢れていると語る。

現在プレミアリーグ4連覇中のシティは今シーズンもタイトル候補筆頭と考えられていたが、思わぬ苦戦を強いられるシーズンに。2024年最後の約2カ月の公式戦13試合の戦績は1勝3分9敗と大崩れ。主力選手の怪我人が多いことも影響しているが、ここまで苦戦するシティに驚きの声も挙がっていた。

ロケットスタートを今季も切ったハーランド自身もなかなか得点が取れない時を過ごしたが、この期間で自身に芽生えたものがあると明かした。
「我々はここで勝つことに慣れているので、ここ数カ月は本当に奇妙な感じだった。この感覚を得られたのは我々にとって良いことだったと思う。自分の中で燃え続ける何かを手に入れるために必要だった。(過去3試合は勝利して)気分はいいし、先週は素晴らしい結果で、みんな幸せだ。我々は進み続ける」

「負けると自信を失うことがあるし、我々は突然、負け始めた。ここは常勝クラブだし、過去10年間を振り返っても多くの試合を落としたわけではない。奇妙な感じがするが、それは私にモチベーションともっと上達してパフォーマンスを向上させたいというハングリー精神を与えてくれた」

「怪我人が多く不運だったと言うことはできるし、実際にそうだったが、言い訳はできない。幸い、試合はたくさんあるし、次の試合にすぐに臨んで状況を好転させようとすることができる。そして、まさにそれを実行している」

「またトレーニングでは、これまで以上にハングリー精神にあふれた監督がいる。彼は長年サッカー界で多くのものを勝ち取り、成し遂げてきた。それでもなおハングリー精神とモチベーションにあふれている姿を見ると、私はとても嬉しくなり、モチベーションにもなるんだ」(シティの公式より)

シティは現在公式戦3連勝中。ハーランド自身も調子を上げてきており、出場した2試合で3ゴールと頼れるストライカーに得点が戻ってきた。まだチーム全体が完全復活したと言うには早いが、試練を経てシティのストライカーはより勝利、得点に飢えているようだ。モチベーションとハングリー精神に溢れていると語るハーランドのゴール量産にシーズン後半は期待したい。


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