夏の補強は2人のみだったマンチェスター・シティ ペップがその判断はミスだったと認める

マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

ロドリの長期離脱はまさに予想外の出来事だった

24-25シーズンの夏の移籍市場ではわずか2人の獲得で終えたマンチェスター・シティ。そのため今季の怪我人続出にスカッドが耐えられず、20節を終えた時点で6位と苦戦を強いられている。

この失敗を教訓に今冬の移籍市場では積極的な動きを見せており、RCランスのアブドゥコディル・フサノフ、パルメイラスのヴィトール・レイス、フランクフルトのオマル・マルムシュ獲得が濃厚となっており、後半戦での巻き返しに期待できる移籍市場となっている。

プレミアリーグ第21節ブレンドフォード戦前の記者会見に出席したペップ・グアルディオラ監督は『BBC』で今夏の判断が間違いであったことを認めている。

「夏にクラブはそれを(大型補強)を検討したが、私は『獲得する必要はない』と言った」

「私は彼ら(シティの選手たち)にこれまで何度も頼ってきた。今回も大丈夫だろうと思ったんだ。しかし、怪我人が続出した後、『ああ、そうするべきだったのかもしれない』と思った」

「シーズン初めに30歳を超える選手がたくさんいることはわかっていた」

「遅かれ早かれ、それを(世代交代)実行すべきだったんだ。一歩ずつ変化していかなければならない」

これまではうまく移籍市場で立ち回ってきたシティだが、今夏の失敗は彼ららしくないものだった。シーズンが進むにつれて日程は過密になっており、選手たちは想像以上に疲弊していたのだろう。

今季の6月からはクラブW杯が開催され、プレミアリーグからはシティとチェルシーの2クラブが参加することになっている。もし決勝まで進めば来季のプレミア開幕までわずか3週間しか休めない状態でシーズンを終えることになるため、今冬の補強は例年よりも重要になりそうだ。

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