バルサ就任後初のタイトル獲得のフリック 「私はチームを祝福することしかできない」

優勝したバルセロナを指揮するハンジ・フリック photo/Getty Images

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5−2の大勝でスーペル・コパ優勝

バルセロナは現地時間12日に行われたスーペル・コパ決勝で宿敵レアル・マドリードと対戦した。

今季初のタイトルを懸けた一戦は開始5分にFWキリアン・ムバッペのゴールでレアル・マドリードが先制。しかし22分にFWラミン・ヤマルのゴールでバルセロナが追いつくと、ここからバルセロナのゴールラッシュが続く。36分にMFエドゥアルド・カマヴィンガの足裏がガビの太ももに接触し、1度は流されるもVARによりPKの判定に変更。このPKをFWロベルト・レヴァンドフスキが決めてバルセロナが逆転。その後、39分にFWハフィーニャ、前半アディショナルタイムにDFアレハンドロ・バルデが決めて前半だけで4得点を決める。

後半に入り48分にカウンターから再びハフィーニャが決めてマニータ(5点目)を達成。その後もバルセロナの追撃が続くかと思われた53分、裏に抜け出したムバッペがバルセロナGKヴォイチェフ・シュチェスニーと接触。VARを経て主審はレッドカードを提示し、バルセロナは数的不利の立場に。獲得したフリーキックをロドリゴが直接決めて、レアル・マドリードが1点を返した。バルサにとって嫌な流れが漂ったが、その後は10人で守りレアル・マドリードの反撃を許さず試合終了。5−2と大勝し優勝を果たした。
ハンジ・フリックにとってこれがバルセロナ就任後初のタイトルとなった。試合後にフリック監督は「我々は素晴らしい試合をした。選手たちはすでに自分たちが素晴らしいチームだと感じている。私はチームを祝福することしかできない」と自チームを祝福。「我々は常に団結していた。チーム全員で守り、攻撃した。それが重要なことだ。目標はすべての試合から学んで日々向上していくことだ。今日はミスもあったしそれを減らす必要がある」と試合を振り返った。

バルセロナは昨年10月のクラシコで4−0と大勝しており、今回も同じような結果となった。今回の結果について聞かれると「ビッグクラブの目標はタイトルを獲ることで、そのために私たちはハードワークしている。これからはすべての試合で自分たちの実力を示さなければならない」と気を引き締めた。

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