夢はオランダ代表でのW杯制覇 レヴァークーゼンで躍動する超攻撃型WBフリンポン「オランダ代表は常に僕の第一選択だった」

レヴァークーゼンでプレイするフリンポン photo/Getty Images

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オランダ代表ではダンフリースとの戦いもある

現在のオランダ代表には、右サイドバックに贅沢な悩みがある。インテルでプレイする大型DFデンゼル・ダンフリースか、レヴァークーゼンで自慢の攻撃性を発揮するジェレミー・フリンポンかだ。

短期決戦が多い代表チームでは、守備面を考えてダンフリースの方が無難な選択かもしれない。実際、フリンポンはまだ代表で10試合しかプレイしておらず、そのほとんどは途中出場だ。

フリンポンはガーナにもルーツがあるため、ガーナ代表を選択する権利もあった。ガーナ代表の方が出場機会は確保しやすかったかもしれないが、フリンポンの考えは10代のうちから固まっていたようだ。『Kolner Stadt Anzeiger 』によると、フリンポンは幼い頃からオランダ代表でワールドカップを制したいとの目標を掲げてきた。
「今はレヴァークーゼンで幸せだし、いつかはチャンピオンズリーグで優勝したい。それが夢だ。そしてワールドカップだね。それが揃えば夢は完了だ。オランダ代表は常に僕の第一選択だった。(代表で出番が限られていることは)ベンチに座りたがる選手はいない。しかし決めるのは監督だ。忍耐強く、自分のやるべきことをやらないとね」

フリンポンの場合は攻撃的なウイングの位置にも入れるが、2026ワールドカップへ主力に入れるだろうか。レヴァークーゼンで見せている攻撃性が驚異的なだけに、何とかオランダ代表に組み込みたいところ。実力的にはオランダ代表のスタメンにふさわしいはずで、指揮官ロナルド・クーマンも頭を悩ませているポイントか。

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