前橋育英が7大会ぶりの日本一に輝く! PK戦では両校20人が蹴り合う大死闘

前橋育英の優勝で幕を閉じた高校サッカー選手権 (写真はイメージ) photo/Getty Images

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決勝でのPK戦は今回で4回目

第103回全国高校サッカー選手権の決勝、前橋育英、流通経済大柏の試合が13日に国立競技場で行われた。

7大会ぶり2度目の優勝を目指す前橋育英と、17大会ぶり2度目の優勝を目指す流通経済大柏の決勝戦。両者は7年前の2017年度の第96回大会決勝の時にも対戦しており、今大会でもまた同じ顔合わせとなった。

試合は12分、J2カターレ富山内定のMF亀田が相手ボックス内にて巧みなボールタッチで相手2人をかわして右足を一閃。シュートはゴール左に吸い込まれ、流通経済大柏が先制する。ビハインドとなった前橋育英だが31分、右サイドで粘ったMF黒沢がクロスを送ると、これをMF柴野が頭で合わせてゴール。前橋育英が前半のうちに同点に追いつた。
プレミアリーグEASTに所属する同士の対決は1−1で折り返すと、後半に両チームフレッシュな選手を起用して勝ち越しを目指すもののなかなか得点が生まれず、試合は延長戦でも動かずPK戦に突入。PK戦では両チーム10人目までもつれこむ大死闘となった。両者7人目まで全員成功し8人目で両者とも失敗。10人目に入り流通経済大柏が失敗し、後攻の前橋育英が成功して試合終了。7年ぶり2度目の選手権制覇を達成した。

なお今回の決勝戦、聖地・国立競技場には5万8347人の観客が訪れ、第98回大会決勝の静岡学園3−2青森山田の観客動員数(5万5019人)を超える最多動員数を記録。また決勝でのPK戦決着は4大会ぶり史上4度目。今大会の9-8というスコアは過去最多記録となった

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