「ワタは必要な時にいつでもチームに重要な戦力だと示してくれる」リヴァプール監督スロットが遠藤の重要性を強調

リヴァプールのスロット監督 photo/Getty Images

「彼がどれほど前向きかということであれば……それはもうはっきりしている」

リヴァプールの指揮官アルネ・スロット監督が記者会見にて日本代表MF遠藤航についてコメントした。クラブの日本語版公式Xが伝えている。

今シーズンは出場機会が減少し、リーグ戦ではここまで53分間の出場(8試合出場)にとどまっている遠藤。しかし直近のカップ戦ではセンターバックでの出場が増えており、8日のカラバオカップ準決勝第1戦のトッテナム戦ではDFジャレル・クアンサーが体調不良を訴えたことで前半30分に緊急投入されると、11日に行われたFAカップ3回戦アクリントン・スタンリー(4部)との試合でも同ポジションでスタメン出場。試合途中にはキャプテンマークを巻く場面もあった。

そんな遠藤をスロット監督は絶賛。記者から遠藤の試合への姿勢について問われると、「彼がどれほど前向きかということであれば、それはもうはっきりしている」と言及。「ワタ(遠藤)がどんな人物かも理解しているからだ。『どこでプレイしても全力を尽くす』とワタは言ってくれるんだ。『出場した時はいつだって』とね」と遠藤を称えていた。

続けてオランダ人指揮官は「もし試合終了5分前で出場することになっても彼は全てを出し尽くす。多くのファンはこういった姿勢を当然だと思うかもしれないが、私のこれまでのサッカーキャリアの中では試合終了5分前の出場に対して、いつもと違うプレイや違う態度を示す選手も見てきた。だが、ワタは必要な時にいつでもチームに重要な戦力だと示してくれる。中盤でも、そしてセンターバックとしてでも」と遠藤が重要な戦力であることを言及。トッテナム戦にて緊急でCBで出場したことに触れ、「私が彼を最終ラインから中盤に上げた直後に失点してしまったようにね(笑)」と、冗談を交えながらその存在価値を強調した。

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