プレミア直近“7試合で12失点”とリヴァプールの守備は不安定に…… 「シーズン初めの堅守は失われてしまった。常に失点しそう」

フォレストに引き分けたリヴァプール photo/Getty Images

攻撃陣は好調で首位を走っているが

現在、1試合少ないながらもプレミアリーグで首位を走るリヴァプール。まだ1敗しかしておらず、タイトル獲得へ順調に進んでいる。

そんななか、リヴァプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が懸念しているのは守備が不安定になりつつある点だ。現在20試合で20失点とリーグ内ではアーセナル(18失点)に次ぐ堅守を誇るリヴァプールだが、直近7試合では12失点を許している。開幕から7試合はわずか2失点だったことを考えると、懸念すべき点かもしれない。

キャラガー氏はフォレスト戦(1-1)の後、自身のXにて「今夜はリヴァプールが勝つべきだったが、彼らは勝てない試合でも大きなチャンスを作り続けている」と攻撃面を称賛したが、続けて「しかし、シーズン初めに彼らが見せていた堅守は失われてしまった。常に失点しそうな感じだ。ディフェンダーを買おう!!!!」と投稿しており、今冬の守備の補強を求めた。

フィルジル・ファン・ダイクとCBでコンビを組み、今季存在感を見せていたイブラヒマ・コナテが昨年11月に負傷し、最近までいなかったというも大きいだろう。しかし、左SBのアンドリュー・ロバートソのパフォーマンスは安定せず、右SBのトレント・アレクサンダー・アーノルドの守備対応も最近はまた不安視されるようになったりと、守備面での改善点が目立つ。

しかし英『Daily Mail』はコナー・ブラッドリー、ジャレル・クアンサー、コスタス・ツィミカスといった控えがおり、さらに最近は遠藤航もCBとして起用されていることから1月にリヴァプールが守備の補強に動くことはないだろうと予測している。

リヴァプールは20試合で48ゴールとプレミア最強の攻撃陣を擁しているが、改善求められる守備をアルネ・スロット監督がどのようにテコ入れを行うのか注目だ。


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