クロップがシティの不正疑惑問題に言及 もし有罪判決なら「パレードを開く」「ビール代は私が出す」

リヴァプールの元指揮官ユルゲン・クロップ photo/Getty Images

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3月に判決が下されるという

16-17シーズンにペップ・グアルディオラ監督を招聘し、その後は多くのタイトルを獲得してきたマンチェスター・シティ。プレミアリーグは現在4連覇中で、22-23シーズンには念願となるCLのタイトルを獲得している。

しかし、この黄金期の到来と同時にシティは115件にも及ぶ財務違反の疑いをかけられており、24-25シーズンの前半戦にはその聴聞会が開かれていた。2024年12月6日に全日程が終了し、今後は独立委員会がすべての証拠を調査した上で、判決が下される予定になっている。

有罪となった際のペナルティには多くの案が出ており、下位リーグへの降格や過去に獲得したタイトルのはく奪等、様々な噂が聞こえてくる。
長年シティとプレミアリーグでしのぎを削ったリヴァプールの元指揮官であるユルゲン・クロップ氏はレッドブルグループのグローバル責任者として出席したイベントで、シティの疑惑問題について『ESPN』で言及している。

「リヴァプールを離れる時に、この話題については議論したよ」

「私は世界を飛び回っているから、マジョルカ島ではあまり時間を過ごせていない。でも、もしそんなことが起きたら、みんなに『マジョルカ島へのフライトを予約してくれ。ビール代は私が出すよ』って言うだろうね。私の庭で自分たちのパレードを開くよ」

リヴァプールの監督時代にはこれほど直接的にシティの疑惑問題について言及してこなかったクロップだが、やはり思うところはあったようだ。近年のリヴァプールは19-20シーズンにリーグを制したものの、21-22シーズンと18-19シーズンはあと一歩のところでシティに追いつけず、タイトルの獲得を逃している。

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