昇格組キールにも敗れたドルトムント ヌリ・シャヒン監督の進退が最大の注目点に

ドルトムントのヌリ・シャヒン監督 photo/Getty Images

リーグ戦2連敗

14日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第17節でホルシュタイン・キールと対戦し、2-4で敗れた。

前節はレヴァークーゼン相手に2-3で敗れたドルトムントにとって連敗は何としても避けたかったところだったが、5バックシステムを採用して守備を固めたキールに対して攻めあぐね、ボールを失ってからのカウンター攻撃で失点を重ね、前半だけで3失点を喫する苦しい試合展開となった。

その後、71分と77分にゴールを決めて1点差にまで詰め寄ったものの、後半アディショナルタイム8分にセットプレイからまたしてもカウンター攻撃で失点。結局2-4で敗れてリーグ戦2連敗となった。

試合後、ドルトムントのヌリ・シャヒン監督はドイツメディア『SKY Sports』のインタビューに応じ、「自分達の試合運びについて恥ずかしいと感じている。ドルトムントのようなクラブに相応しいものではなかった」とコメント。さらに、「サッカーでは結果が全てであり、私も結果によって判断される。なぜなら全ての責任を負うべき立場にあるからだ」と自身の進退についても言及した。

ドルトムントでマネージング・ディレクターを務めているラース・リッケン氏はキール戦後に現地メディアの取材に対して、「今は監督について議論する必要はない」とコメントし、クラブ首脳陣は指揮官の解任を検討していないと強調した。

しかし、リーグ戦での暫定順位は9位でリーグ優勝どころか来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権が得られる4位以内すらも難しい状況になりつつあるため、シャヒン監督の進退問題が今後大きな話題となるのは必至だろう。

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