元スコットランド代表で、レンジャーズのキャプテンだったファーガソン氏 ライバルクラブの点取屋、古橋を「ビッグプレイヤー」と称賛

ロス・カウンティ戦で2ゴール、ストライカーとして存分に力を発揮した古橋 photo/Getty Images

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古橋に向けられた批判に対し反論

元スコットランド代表でレンジャーズなどで活躍したバリー・ファーガソン氏が、ラジオ番組にてセルティックのストライカー、古橋亨梧を称賛した。

ファーガソン氏が古橋について言及したのは、ラジオ番組『The Go Radio Football Show』でのこと。今シーズン、この日本人ストライカーが、かつてのようにゴール量産できておらず、控えに回る機会が増え、その実力が疑問視されていることに対し、「ビッグプレイヤーであることには変わりない」と豪語した。

続けて「時々、ゴールを決められず、チャンスを逃したことに困惑しているが、彼は少し調子を落しただけ。ロス・カウンティでの彼の動きやゴールは見ての通り。彼は非常に優れたフォワードだ。得点力もある」と称賛。彼はさらに「現在、彼はいい年齢にあり、あとどれくらいセルティックで活躍するかは分からないが、契約延長か他チームへの移籍が考えられ、それが彼にとって最後の大きな契約になると思う。彼はまだ優れた選手だ。一夜にして失うことはない。彼は努力家で、契約以来セルティックにとって重要な選手だ」とも語っている。
ファーガソン氏が言う通り、調子を落としていると言われつつも、古橋は現時点で得点ランキングトップタイの10ゴールをマーク。公式戦全体でいえば、12ゴールを挙げている。

このペースでいけば、まだまだセルティックに加入後、最も得点を記録した2022−2023シーズンに匹敵する成績を残すことも可能な状況と言える。まだまだ試合数が多く残るシーズン後半に復調する古橋に期待したい。

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