アーセナルは「あと5、6点取れたはず」 宿敵トッテナムとのダービーを制すもライスは決定力の部分を反省か

アーセナルでプレイするライス photo/Getty Images

勝利だけでは満足せず

アーセナルはプレミアリーグ第21節で宿敵トッテナムと対戦し、2-1で勝利を飾った。まだ1試合の未消化があるが、首位を走るリヴァプールは今節引き分けたため、アーセナルは勝ち点差を4に縮めた。

先制を許しながらも、得意のセットプレイとレアンドロ・トロサールのゴールでアーセナルは見事な逆転勝利を飾ったが、デクラン・ライスは満足していない様子だ。試合後、『TNT Sports』のインタビューにて決定力の部分について言及した。

「今夜はどんなことよりも重要だった。最初の1分から、前半は完全に支配していたダービーだったとわかるだろう。10点取れなかったのは不運だった。そういう感じだ。メッセージなんて必要ない。スパーズと対戦するのに、その試合に全力を尽くせないなら、サッカーをするべきではない。あと5点か6点は取れたはずで、それが残念だ」

アーセナルはこの試合で14本のシュートを打つが、枠内シュートは4本。さらに英『Daily Mail』によると、4度のビッグチャンスをのがしているという。ブカヨ・サカが不在の今、決定力の部分がアーセナルの課題として挙げられており、そういった意味でもライスにとっては反省点が多い試合だったと感じたのかもしれない。

とはいえ、ダービーでの勝利はアーセナルにとって追い風になることは間違いない。悲願のリーグタイトルに向けてジワジワと首位リヴァプールに迫っているが、ここから怒涛の連勝を見せ、プレッシャーをかけ続けられるか。


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