1カ月半で12位→4位に プレミア6連勝と波に乗るニューカッスルは後半戦のタイトルレースで楽しみなチームに 

勢い止まらぬニューカッスル photo/Getty Images

4位にまで順位を上げてきた

プレミアリーグ第21節でウルブズと対戦し、3-0で勝利を飾ったニューカッスルは現在リーグ戦6連勝、公式戦全体では9連勝中と圧巻の強さを見せている。

12月初旬には12位と浮上のきっかけを掴むのに苦しんでいたニューカッスルだが、約1カ月半で4位にまで順位を上げてきた。リーグ戦8戦連発のアレクサンデル・イサクだけではなく、アンソニー・ゴードンとジェイコブ・マーフィーの両翼、サンドロ・トナーリが本調子を発揮する中盤など、チーム全体の調子が良い印象だ。

首位リヴァプールとの勝ち点差は9ポイントで、リヴァプールが1試合少ない状況のため、ニューカッスルとの勝ち点差は最大で12ポイントにまで広がる可能性があるが、クラブレジェンドであるアラン・シアラー氏はチャンスがあると語る。

英『BBC』にて、リヴァプールの優位性は覆せないものかと聞かれたシアラー氏は、「いや、そんなことはない。彼ら(ニューカッスル)の調子、現状を見れば、守備は堅固で、無失点をキープしている。彼らのシステムが機能していることは疑いようがない。そしてアレクサンデル・イサクが前線にいれば、チャンスはある」と語っており、ニューカッスルがタイトルレースに加わっていけると信じている。

とはいえ、首位を走るリヴァプールが失速しない限り、優勝は厳しい道のりで、データサイト『Opta』によると、ニューカッスルの優勝確率は0.1%となっているようだ。しかし、今のニューカッスルの勢いには目を見張るものがあり、他のチームにとって脅威になっていることは間違いない。

準決勝1stレグでアーセナルに2-0で勝利するなど、カラバオカップのタイトルも狙える位置にいるニューカッスルはシーズン後半の戦いが楽しみなチームの1つとなりそうだ。


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