ドジャースに5年総額約276億円で入団したスネル投手が、自身のSNS投稿された心ない言葉に反論

速球を軸に、変化球のコントロールも抜群のスネル投手 photo/Getty Images

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2度のサイ・ヤング賞を受賞した大投手

2度のサイ・ヤング賞を受賞し、今シーズンオフにドジャースに入団したブレイク・スネル投手が、自身のSNSに投稿された批判コメントに反論した。

スネル投手は2021年から2023年までサンディエゴ・パドレスに所属していたが、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなり、サンフランシスコ・ジャイアンツに入団していた。そしてジャイアンツで1シーズン過ごした後、再びフリーエージェントとなり今冬にドジャースへ入団した。

スネル投手の昨シーズンは、序盤こそつまづいたものの徐々に調子を取り戻し、8月にはノーヒットノーランも達成。その実力が評価されてドジャースとの間で5年総額1億8200万ドル(約276億6千万円)の大型契約を交わした。
そんなスネル投手が、リトルリーグのチームとトレーニングしていると思われる写真をSNSに投稿すると、そこにジャイアンツファンと見られる人物から「君がジャイアンツにいた頃は応援していたよ。でも残念なことに、君は偉大さよりも(お金の絵文字)を選んだんだね」というコメントが投稿された。

するとスネル投手は青いハートの絵文字で「頑張れドジャース」と返信し、続けて「自分のチームに腹を立てろ。俺がドジャースと契約したことしか知らないくせに嫌うな」と反論した。

彼がそう反論コメントを投稿した通り、入団会見ではドジャースがワールドチャンピオンになるために築き上げたチーム力を称賛し、その一員になりたかったことを明かしている。特に大谷翔平とムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンのMVPトリオが続く打線に言及し、「彼らが私のために打ってくれると思うと、とても興奮しする。ここにいることよりいい状況はないと思う」とまで語っている。この野球に対する強い思いが、心ない言葉に対する憤りを感じさせたのだろう。

来シーズン、スネル投手は大谷や山本由伸と共にドジャースのローテーションを担うことが予想される。時に浴びせられる批判的な言葉を吹き飛ばすような活躍に期待したい。

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