未来のアメリカ代表エース候補がPSVで成長中 もう一度5大リーグへチャレンジする時はくるか「すでにかなりの進歩があるように思う」

PSVで成長するペピ photo/Getty Images

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すでに昨季の得点数は超えた

昨季に続き、今季も圧倒的な攻撃力を武器にオランダ・エールディヴィジの首位を走るPSV。ここまでリーグ戦18試合で61ゴールと攻撃陣は絶好調だが、得点源の1人がアメリカ代表FWリカルド・ペピだ。

チームにはクラブのレジェンドFWでもあるルーク・デ・ヨングが構えており、デ・ヨングは昨季エールディヴィジで29ゴールを記録した。34歳を迎えてもパフォーマンスに大きな衰えはなく、今季もここまで9ゴールを奪っている。

昨季までのペピはデ・ヨングのバックアッパーだったが、今季は一味違う。22歳と伸び盛りなペピはここまでデ・ヨングを上回る10ゴールを奪っていて、すでに昨季の得点数7ゴールを超えている。
年齢や得点数を考えれば、ペピには5大リーグのクラブから声がかかる可能性がある。2021年にドイツのアウグスブルクへ移籍した際には壁にぶつかったが、PSVで成長した今ならば5大リーグでも戦えるかもしれない。

オランダ『Voetbal International』によると、ペピにもトップクラブでプレイしたいとの野心があるようだ。憧れは子供の頃から好きだったチェルシー、レアル・マドリードだ。

「昨季と比較しても、すでにかなりの進歩があるように思う。もっと得点を決めていきたいね。子供の頃はチェルシー、レアルのファンだった。子供の頃に所属していたチームのユニフォームはチェルシーに似たものだったしね。レアルはクリスティアーノ・ロナウドのおかげだ」

「どの選手も1度はイングランドでプレイしたいと思っているんじゃないかな。最高のコンペティションだよ。スペインも僕に合っているように思う。ラ・リーガではPSVと同じようにボールを保持することを好むチームが多いからね。ただ、それはもっと後のことだ。僕はPSVでの成功に意欲的なんだ」

アメリカ代表のエース候補であるペピには、アメリカのサッカーファンも大きな期待をかけているはず。このペースでエールディヴィジで得点を重ねれば、近いうちに5大リーグへ再チャレンジする時がくるはずだ。

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