リヴァプールのバックアッパーから“プレミア最高級MF”へ 1シーズンで激変したグラフェンベルフの評価

リヴァプールで活躍するグラフェンベルフ photo/Getty Images

チェルシーのカイセドと並んで絶賛

ユルゲン・クロップ体制の昨季は控えMFの1人という立ち位置だったが、アルネ・スロット体制に切り替わった今季からはMFライアン・グラフェンベルフがリヴァプールの超重要戦力になっている。

守備的MFとして絶対の信頼を得ており、今のリヴァプールでも外すことができない選手の1人だ。そのパフォーマンスには解説陣も唸っていて、アーセナルなどで活躍したエマニュエル・プティ氏は現プレミア最高クラスのMFと絶賛する。

「リヴァプールのグラフェンベルフ、チェルシーのカイセドが今のところ最高のMFだと思う。カイセドはチェルシーで中盤の要となっているね。最近は少し疲れているようにも見えるけど、開幕当初から素晴らしい活躍だと思うよ。グラフェンベルフは、クロップの時とスロットの現在とでは自信がまるで違うのが分かる。スロットはチームのプレイスタイルも変えていて、選手たちはより落ち着いてプレイしている。常にトランジションがあるわけではない。よりボールをコントロールする戦い方となっていて、それがグラフェンベルフに合っている」(『Casino Utan Spelpaus』より)。

指揮官が代われば選手の評価も変化するものだが、グラフェンベルフの激変は今季のサプライズの1つと言えるか。元よりポテンシャルは抜群と評価されてきたが、それが一気に開花した。ワールドクラスの守備的MFと言えるはずで、その評価は上昇する一方だ。

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