“圧巻ハット”のアマドがプレミア記録の偉業 ラスト10分で3ゴール以上決めた3人のうちの1人に ルーニーに次ぐ年少記録も

圧巻のハットトリックを達成したアマド Photo/Getty Images

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一気に試合をひっくり返した

プレミアリーグ第21節、マンチェスター・ユナイテッドとサウサンプトンの試合は3-1でユナイテッドの勝利となった。

前半に負ったオウンゴールによるビハインドを取り返せず嫌な空気を漂わせていたユナイテッド。しかしアマド・ディアロがすべてを変えてしまった。82分に自らのシュートのこぼれ球を拾って叩き込み同点に追いつくと、90分にクリスティアン・エリクセンからのループパスをダイレクトで決める。そしてアディショナルタイム、相手のパスミスを突いてボールを奪い、そのままゴールに流し込んだ。

英『Squawka』によれば、アマドはラスト10分で3ゴール以上を決めたプレミアリーグ史上3人目の選手となったという。1999年ノッティンガム・フォレスト戦でのオーレ・グンナー・スールシャール、2010年ハル・シティ戦でのウェイン・ルーニー(いずれも4ゴールを記録)、そして今回のアマドと、すべてユナイテッドの選手が記録している。
また、アマドはチーム最多タッチ数(89回)、相手ボックス内での最多タッチ数(16回)、4回のテイクオン、48回のパス成功を記録し、データ上も完全にユナイテッドの攻撃を牽引していた。

また、アマドはキャリア初のハットトリックとなったが、これは22歳と189日での達成だった。同メディアによれば、ルーニーの21歳と4日に次ぐクラブの年少記録となったという。

低迷にあえぐユナイテッドだが、アマドはこれでリーグ6ゴールとチームのトップスコアラーとなり、同時に6アシストも記録。彼個人とっては素晴らしい飛躍のシーズンとなっている。


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