ネイマールに代わるスター確保へ 去就騒がれるリヴァプールFWサラー獲得へアル・ヒラルが本腰か

再びサウジからサラーに熱視線 photo/Getty Images

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来夏にはフリーで獲得可能

サウジアラビアのアル・ヒラルはリヴァプールでプレイするFWモハメド・サラーへの関心をさらに高めているようだ。仏『L'Équipe』が報じている。

サラー現在32歳を迎えたが、今シーズンはここまで公式戦29試合で21ゴール17アシストという圧巻の数字を残しており、プレミアリーグとCLで首位を走るリヴァプールで猛威を振るっている。現行契約は今シーズン限りとなっており、サラーの去就には大きな注目が集まるも、現在に至るまで契約延長は締結されていない。

そんななか、再びサウジアラビアからサラーに熱視線が送られている。サラーには2023年8月にアル・イテハドからの1億5000万ポンド相当のオファーが届いていたが、この時はリヴァプールが拒否。それ以降も常にサウジアラビアのクラブのターゲットになってきたが、現在はアル・ヒラルが獲得を狙っているという。
アル・ヒラルは2023年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からネイマールを獲得したが、同選手は怪我の影響もあり、公式戦7試合しか出場していない。現行契約では今シーズン限りとなっており、退団が濃厚だ。さらにネイマールはシーズン後半戦の登録から外れる可能性があるという。

ネイマールに代わるスターを探す同クラブはサラーへの関心を高めているようで、同選手の側近へ接触を開始したとのこと。まだ具体的なオファーは出していないものの、サラーがフリーで退団となると、PSGとアル・ヒラルが獲得を争うことになると同メディアは報じている。

さらに英『THE Sun』によると、サラーがサウジアラビアへの移籍を決断した場合、2年間で6500万ポンド(約123億円)の報酬を準備しているようだ。

アル・ヒラルを率いるジョルジェ・ジェズス監督は「サラーや他のビッグネームは今冬には来ないだろう…しかし、もしかしたら今夏には来るかもしれない」(ファブリツィオ・ロマーノ氏のXより)とコメントしており、アル・ヒラルは大型補強に向け、本格的に動き出す可能性がある。

今シーズンは再び世界最高の選手の1人であることを結果で証明しているサラー。リヴァプール残留を望む声も多いが、サラーの去就にはどんな結末が待っているのか。


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