ヴィエリ氏、得点数が伸び悩むラウタロの現状について言及 ストライカーの危機は「7、8、9、10試合とプレイして、ゴール枠内にシュートを1本も打てなかったときだ」

ラウタロを擁護したヴィエリ氏 photo/Getty Images

続きを見る

元イタリア代表でインテルなどでも活躍したクリスティアン・ヴィエリ氏が、今シーズン得点数が伸び悩んでいるラウタロ・マルティネスについて言及した。

ヴィエリ氏がラウタロについて語ったのは、『RadioSerieA』内での一幕。まず彼は「私はいつも、アタッカーが危機に陥っていると思うのは、7、8、9、10試合とプレイして、ゴール枠内にシュートを1本も打てなかったときだ」と、彼なりのストライカーの不調を判断するバロメーターを明かし、ラウタロがそこから外れていることを示唆した。

続けて「毎試合チャンスは3回だ。それで入らなかった場合、ボールが入りたくないのだ」とゴールを得るには運も関係していることを指摘した。
ヴィエリ氏の言う通り、ラウタロはコンスタントにシュートを放ち、得点も決めている。ゴールから遠ざかったのはシーズン序盤の4試合と、11月中旬のナポリ戦から12月下旬のコモ戦まで5試合だ。いくら世界最高峰のストライカーと言えど、チーム状況によって得点が決められないことは多分にある。決してその選手の実力が劣ったことだけが原因と判断することはできない。

不調と言われつつもラウタロは、現在7得点でセリエAの得点ランキングで5位タイにつけている。今後、ラウタロの得点数が劇的に増加するかはわからないが、彼本来の実力があれば、引き続きコンスタントに活躍を続けてくれることだろう。彼が躍動する姿に期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ