ソシエダでは大失敗に終わったFWがバレンシアでいきなりゴール 復活の後半戦へ最高のスタートに

バレンシアでいきなり結果を出したサディク photo/Getty Images

次節は所属元ソシエダとの対戦だが……

レアル・ソシエダで全くの期待はずれだったストライカーが、レンタル移籍先のバレンシアでいきなり結果を残した。

14日に行われたスペイン国王杯・ベスト16のオウレンセCF戦で移籍後初ゴールを決めたのは、FWサディク・ウマルだ。

サディクは2022年にアルメリアからソシエダに移籍したが、ソシエダでは通算50試合に出場して4ゴールのみと大苦戦。久保建英からのチャンスボールを活かせないシーンも目につき、日本のサッカーファンからも厳しい視線を向けられてしまった。

そんな状況を変えるべく、サディクは今冬に同じスペインのバレンシアへレンタル移籍することに。その成果はすぐに表れ、オウレンセ戦ではペナルティエリア内でボールを受けたところから冷静に相手をかわして移籍後初ゴールを決めた。

気になるのは次節だ。バレンシアは19日にリーグ戦でソシエダをホームに迎える予定で、サディクにとってはいきなり所属元との対戦だ。

しかしスペイン『Mundo Deportivo』によると、サディクがソシエダ戦に出場するには30万ユーロを支払うとの特別条項が入っているようで、バレンシアがこれを行使する可能性は低いと見られている。

オウレンセは下位カテゴリーの格下チームではあるが、サディクも移籍早々にゴールを決めて気分が上がっているはず。今の状態でソシエダ戦に出場できれば面白い結果になったかもしれない。

果たしてバレンシアへのレンタル移籍は吉と出るのか。スタートは上々だ。

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