「冨安ほど才能ある選手が継続的に出場できないのは残念」 今季6分のみの出場に留まるが、変わることなく評価される実力

アーセナル加入以降は怪我の問題が続く冨安 photo/Getty Images

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復帰すれば大きな戦力になると期待

現在のアーセナルは最終ラインに豊富なタレントを揃えているが、今季は負傷トラブルが続いている。不動の右サイドバックだったベン・ホワイト、ボローニャから獲得したリッカルド・カラフィオーリも怪我でフル稼働できていない。そのぶん左サイドバックでは若いマイルズ・ルイス・スケリーが出てきたが、サイドバックの人選に関しては万全の状態とは言えないだろう。

今季6分間しかプレイできていないDF冨安健洋もその1人だ。冨安はセンターバックとサイドバックの両方をこなすことができ、昨季は主に左サイドバックに入ってきた。しかし故障の問題が続いており、今季の出場は6分に留まっている。

その稼働率から放出案を含め様々な話が出ているが、実力は確かだ。アーセナル専門サイト『Just Arsenal』は今でも冨安の実力を高く評価しており、アーセナルの戦力になれると怪我続きの現状を嘆く。
「冨安は怪我に悩まされており、これほど才能ある選手が継続的に出場できていないのはクラブにとってもサポーターにとっても残念なことだ。今季はアーセナル守備陣の選択肢が限られていた時期があるだけに、冨安はその時に貴重な戦力となっていたはずだ。今季の出場は6分のみで、全く出場していないと言ってもいい」

「もし冨安のコンディションが100%に近づいているのであれば、アーセナル守備陣には待望の補強となる。最終ライン全てのポジションをこなせる万能性は常に大きな強みであり、コンディションが整っている時の冨安であればチームの穴を埋められる」

カラフィオーリの離脱が目立つだけに、冨安ならば左サイドの守備を落ち着かせられただろう。スケリーのブレイクも大きいが、守備面では冨安が上だ。ホワイトが離脱している右サイドバックにも入れるため、冨安の長期離脱は大きなダメージと言える。

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